へバーデン結節は
女性に多い病気です
指の第一関節あたりが腫れ、ジンジンとした痛みに悩まされていませんか。
このような症状がみられる場合は、「へバーデン結節」という病気の可能性があります。
へバーデン結節とは、この病気を発見したイギリスの医師の名から名付けられた病気で、指の第一関節まわりが腫れあがり、指が動かしにくくなるといわれています。
はっきりとした原因はわかっていないものの、指のつかいすぎや女性ホルモンの変化などが影響している可能性があります。
とくに女性に多いという特徴があり、妊娠・出産期や閉経期は女性ホルモンのバランスが大きく変化しやすいため、注意が必要です。
こちらでは、へバーデン結節の症状や原因、対処法・予防法についてご紹介します。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
へバーデン結節になると、指の腫れや変形によってさまざまなトラブルが生じることがあります。
へバーデン結節の方は、このようなお悩みを抱えているのではないでしょうか。
- 第一関節の部分が腫れて
曲げ伸ばしがうまくできない - 指の痛みで
握り拳をつくれない - 手先の動きが悪くなり、
ボタンをかけることができない - 指先に力が入らず、
包丁を握れない - 第一関節の部分に
大きな水ぶくれのようなものができている - 指が第一関節の
あたりから横に反れている
へバーデン結節で指を動かしにくい
へバーデン結節のおもな原因
へバーデン結節の原因と、よく似た病気についてご紹介します。
【へバーデン結節の原因】
原因は、はっきりとわかっていません。
しかし、次のような要因が関係しているのではないかと考えられています。
●手のつかいすぎ
農作業や家事などで手をつかいすぎたことが原因になるケースもあります。
手のつかいすぎによって、関節の軟骨がすり減ったり老化が早まることが関係しているといわれます。
●遺伝
遺伝の影響ははっきりとわかっていません。
しかし、母娘や姉妹間などでよくみられるため、遺伝的な要因も関係しているといわれています。
●ホルモンバランスの変化
女性ホルモンには、手首の腱や関節の滑膜の保護をサポートする役割を担うものもあります。
そのため、女性ホルモンのバランスが大きく変化する、妊娠・出産期や更年期は、へバーデン結節のような症状が現れやすくなると考えられています。
【へバーデン結節とよく似た病気】
よく似た病気として、ブシャール結節や関節リウマチなどがあります。
●ブシャール結節
へバーデン結節のような症状が、指の第二関節に起こる病気です。
第二関節はさまざまな手の動作に関わるため、指全体の動きが大きく損なわれることがあります。
ブシャール結節もはっきりとした原因はわかっておらず、へバーデン結節と同様に、手のつかいすぎや遺伝、女性ホルモンの変化などが影響していると考えられています。
●関節リウマチ
関節リウマチは、関節に炎症が生じ、関節が腫れたり痛んだりする病気です。
自己免疫の異常が関係しており、へバーデン結節やブシャール結節とはメカニズムが異なります。
関節リウマチの初期症状として、手にこわばりが現れることがあります。
しかし、第一関節に症状が出ることはまれで、多くの場合は第二関節に症状が出ます。
関節リウマチの場合は、薬物療法が可能とされます。
区別がつかない場合は、医療機関に相談しましょう。
へバーデン結節のおもな症状
へバーデン結節のおもな症状は、次のとおりです。
【へバーデン結節の症状】
●指の関節が腫れる
へバーデン結節は、指の第一関節(爪の真下にある関節)が赤く腫れあがる病気です。
人差し指から小指にかけて起こることが多く、まれに親指にも症状が現れることもあります。
手の甲側の第一関節部分を上下に挟むような形で、それぞれの指に2つのコブ(結節)が形成されます。
一般的に、1本の指だけでなく、複数の指に同時に起こるといわれています。
●痛みで手を握れなくなる
へバーデン結節は痛みをともなうこともあり、痛みで手を握れなくなることがあります。
指をつかう動作の際に痛みが強まる傾向にあり、なかにはじっとしていても痛みが出てしまう方もいます。
痛み方は「ピリピリ」「チクチク」などと表現されます。
●指先の動きが悪くなる
腫れた部分が第一関節を圧迫するため、指の曲げ伸ばしがむずかしくなることがあります。
キーボードのタイピングや食器洗い、箸をつかう食事など、日常生活のさまざまな場面で不便が生じます。
●指先に力が入りにくくなる
へバーデン結節になると、指先に力が入りにくくなることがあります。
「包丁で硬いものを切る」「容器のふたを開ける」などの動作に支障が生じるといわれています。
●水ぶくれのようなものができる
へバーデン結節のめずらしいケースでは、「ミューカスシスト」という水ぶくれのような嚢腫(のうしゅ)が、手の甲側の第一関節に形成されます。
ミューカスシストの内部は第一関節とつながっているため、つぶすとその部分から関節内部に細菌が侵入し、化膿性の関節炎を起こす場合があります。
やけどなどに心当たりがなく、ミューカスシストらしきものが第一関節に形成されている場合は、ご自身の判断でつぶさないようにしましょう。
●指が変形して曲がる
症状が進行すると、第一関節の部分に変形が生じ、指が横を向いたように曲がってしまうことがあります。
へバーデン結節の
悪化を防ぎましょう
へバーデン結節のおもな対処法
へバーデン結節には、次のように対処しましょう。
【へバーデン結節の対処法】
●安静にする
へバーデン結節は、手のつかいすぎが関係しているといわれています。
「スマホの操作」「パソコン作業」「家事」などはできるかぎり控えて、指に負担をかけないようにしましょう。
●温めない
炎症があるときに指を温めてしまうと、かえって痛みがひどくなる場合があります。
しばらくの間は湯船に浸かることは避け、シャワー浴ですませるようにしましょう。
●冷やす
腫れや痛みがひどいときは、冷やすことがおすすめです。
タオル越しに保冷剤をあてて、しばらく様子をみましょう。
時間は1回10分程度が目安です。
●指をテーピングする
指を動かさないように意識していても日々のなにげない動作で指を動かし、負担をかけている場合も少なくありません。
指をテーピングすると、第一関節の可動域が制限されるため、指への負担の緩和につながります。
第一関節をまっすぐに伸ばし、テープを数周巻きつけましょう。
圧迫しすぎると血のめぐりが悪くなるため、きつく巻きすぎないように注意してください。
●コーヒーや緑茶を控える
因果関係は明らかになっていないものの、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインが影響を与えているという説もあります。
へバーデン結節の症状が出ているときは、カフェインが含まれているコーヒーや緑茶などを控え、水を飲むようにしましょう。
へバーデン結節のおもな予防法
へバーデン結節には、次のような予防法を行いましょう。
【へバーデン結節の予防法】
●手に負担のかかる仕事を避ける
手に負担のかかる仕事をしていると、へバーデン結節になりやすくなると考えられています。
とくに、更年期の女性の方は、ホルモンバランスの変化も起こるため手に負担をかける生活を続けていると、へバーデン結節につながる可能性があります。
手に負担のかかる仕事を減らすように、心がけてみましょう。
●手をこまめに休める
仕事柄、どうしても手を動かさなければならない方は、こまめに休憩を取り手を休めるようにしましょう。
利き手に負担がかかっている場合は、反対側の手もつかうようにしましょう。
●食事を管理する
へバーデン結節は、甘い食べもののとりすぎが影響を及ぼすこともあるといわれています。
日ごろの食事を管理し、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
また、女性ホルモンが変動しやすい時期は、女性ホルモンの代謝を助けるビタミンB6を積極的にとることがおすすめです。
ビタミンBは、サンマやカツオ、パプリカ、バナナなどに多く含まれています。
さらに、サバやイワシに含まれるDHAやEPAという脂肪酸は、炎症を抑えるはたらきをサポートするといわれており、へバーデン結節を予防したい方におすすめです。
●アルコールを避ける
アルコールを飲みすぎると血管が拡張し、へバーデン結節のズキズキとした痛みが出やすくなるといわれています。
飲酒は適量を心がけ、飲みすぎないようにしましょう。
●体重を減らす
肥満がヘバーデン結節を悪化させる場合もあるといわれているため、太りぎみの方は体重を減らすことがおすすめです。
無理な食事制限によるダイエットは、身体に悪い影響を及ぼす場合があります。
体重を落としたい方は、運動量を増やすようにしましょう。
南八幡オハナ整骨院の
「へバーデン結節」アプローチ法
へバーデン結節の原因のひとつに、頚椎のゆがみが挙げられます。
ホルモンバランスの影響で女性に多い症状ともいわれています。
変形してしまったものを元の形に戻すということはむずかしい傾向にあります。
ただ、痛みを軽減させることや、日常生活の不便さを解消させることは可能な場合が多いです。
当院では、へバーデン結節の患部には超音波施術を施し頚椎のゆがみに対しては猫背矯正を行い、手指に対する血流を促進することで状態の改善を目指します。
著者 Writer
- 平野 義雄
- 所有資格:柔道整復師
生年月日:昭和61年4月28日
血液型 :A型
出 身:東京都足立区
趣 味:ギター、映画鑑賞、料理
得意施術:猫背矯正
ご来院されるお客さまへ一言:
ご来院いただける患者様には、最大のホスピタリティを!
院を出る際には「笑顔」で帰っていただきたい!
これが私の一番の願いであり、実現しなくてはいけないことです。
患者様に寄り添った施術をして参りますので、よろしくお願いいたします!
保険施術
健康保険適用範囲は、「負傷原因が急性、または亜急性の外傷性の負傷」のみとなります。
具体的には「骨折」「脱臼」「打撲」「捻挫」「挫傷」が健康保険の適用となります。
猫背矯正
ストレッチポールを使ったボキボキしない矯正です。
施術の前に横からの姿勢の写真を撮らせて頂いて、BEFORE&AFTERを一緒に確認し、変化を感じて頂きます。
肩甲骨はがし
肩甲骨の内側と外側の筋肉、そして胸部の筋肉をしっかりとストレッチして、肩甲骨をはがします。
施術前後の可動域の変化を感じて頂けます。
足ストレッチ
ペアストレッチなので、患者様は完全に脱力した状態で、効率よく筋肉をストレッチする事が出来ます。
静的なストレッチと動的なストレッチを組み合わせた物で、股関節の動きの改善や、むくみの解消が見込めます。
骨盤矯正
仙腸関節部に対するアプローチを行い、歪みや痛みの変化を感じて頂きます。
前屈や後屈、腰を横に動かす際の、可動域の変化を確認致します。
産後骨盤矯正
産後1ヶ月~2ヶ月頃から行うのが理想ですが、遅すぎたらダメという事はございません。
骨盤が開いた状態を放置すると、腰痛やその他様々な不調の原因になってしまいます。
骨盤に対してアプローチして、正しい位置に戻すお手伝いをいたします。
ハイボルト
療法
筋肉の筋膜同士の癒着を、高電圧の低周波の力を利用して、円滑にしていきます。
痛みや動きの悪さに効果的で、軽度の痛みであれば即効性もございます。
ヘッドリフレ
眼輪筋や側頭筋などにアプローチする事で、眼精疲労や頭痛に対して効果が望めます。
頭部の筋肉も自分では気づかないうちに固くなっているものです。しっかりとケアして頭や表情を軽くしましょう。
交通事故施術
当院では、患者様に対して丁寧なヒアリングを行った後、手技や物理療法でアプローチしていきます。
少しでも患者様が笑顔でいられる時間をつくれるよう、施術もヒアリングも寄り添って行っていきます。
当院のご紹介
ABOUT US
南八幡オハナ整骨院
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千葉県市川市南八幡4-7-7
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